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ここは現代社会で何かしらにつけて必要となる、いんそう・INSOU・印相について、紹介しているブログです。 前回は印相(INSOU)における印鑑の印材について紹介しました。 今回も、印相(INSOU)における、印鑑の印材について続きをご紹介したいと思います!
今回の印材は、「本柘植/つげ」です。 柘植は、昔から櫛等によく使われている木材です。 日本の歴史の中で最も古い印材で、植物性の印材です。 はんこで「木」と言えば「柘」というくらい代表的なものです。 木質は木材の中では非常に硬く、細かい細工も可能ですので、三文判などにもよく使用されているそうです。 また、拓は印鑑の他に将棋の駒、数珠、櫛等にも使用されているみたいですね! 鹿児島の薩摩本柘が有名で、江戸時代の印鑑の大半は柘だったそうです。 昔は伊豆、三宅島、鹿児島等国産のツゲの木を使用した物を「本柘(ほんつげ)」、タイ周辺から輸入した物を「シャム柘(しゃむつげ)」と呼んでいたそうなのですが、今後、ツゲ科・ツゲ属に属する国内産の印材のみを「柘(つげ)」または「本つげ」と呼ぶようです。 これは、もちろん国産の本柘植は最良とされていますので、シャム柘とはっきり区別するためとも言われています。 薩摩本柘なんかは、東南アジアからの輸入品の柘に比べ、特に黄色っぽく艶があるのが特徴のようで、それはやはりとっても美しいものだそうです。 本柘植でつくる印鑑は、やはり木製のため、長期間(数十年ですが使用頻度にもよります。)ご使用の場合、朱肉の成分により枠がもろくなる場合があるようです。 また、朱肉の油と人の油分とで、黄色から茶褐色に変化して品位が落ち、欠けやすくなるそうです。 ご使用後は、朱肉を丁寧にふき取るように心がけると長持ちするそうなので、こちらもお手入れが重要になってきますね。 また、現代社会で何かしらにつけて必要となる、いんそう・INSOU・印相について、紹介していきます。 PR |
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