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【2017/09/23 10:52 】 |
印相(INSOU)と字体・書体
現代社会で何かしらにつけて必要となる、いんそう・INSOU・印相について、紹介していきます。
前回は印相(INSOU)と関わりのある、インクについて紹介しました。
さて今日は、印相(INSOU)を語るうえで欠かせない印鑑の字体・書体について紹介したいと思います。
 
突然ですが、みなさんの印鑑の字体はどんな字体(書体)かご存じですか?
正直、私はこの記事を書くまで、自分の印鑑の字体(書体)など気にしたことがありませんでした。
でもね、調べていくうちに、こんなにも種類があって、由来があって、使う用途によって向き不向きなどがあることを知りました。
ではでは、紹介していきたいと思います。
 
●印相体(いんそうたい)
印相体(いんそうたい)は、古代中国の印章史の中から伝わるもので、篆書体(てんしょたい)をベースに近年開発された、歴史の浅い字体(書体)です。
中心からすべての幸運につながる八方に末広がりに広がり、発展を表す線質で印面いっぱいに広がるように作字されており、どっしりと力強い字体(書体)でありながらも柔らかさを持ち合わせており、 人気の高い書体です。
また、印相学では「八方篆書体」とも名づけられているようです。
判別のしづらさの由縁は、その昔、全国的に流通が盛んになりはじめた頃、印鑑の偽造事件が起こるようになり、それに対応して生まれたのが印相体(いんそうたい)と言われています。
このような理由から、個人用の印鑑に幅広く使われているようです。
 
●印篆体(いんてんたい)
歴史は古く、秦の始皇帝が文字の統一を図り制定した篆書体(てんしょたい)の一種です。
それを、印鑑(はんこ)に適するように改良した字体(書体)です。
日本銀行券(お札)にも押されている字体(書体)で、左右対称・水平垂直の原理で作成されています。
 
●小篆体(しょうてんたい)
印篆体(いんてんたい)と同じく篆書体(てんしょたい)の一種になります。
印篆体(いんてんたい)に比べて、縁に接する面が多く隙間が少なくなります。字体(書体)判別が難しいため、偽造防止に向いていますので、実印や銀行印などの大切な印鑑(はんこ)に向いていますね。
 
●古印体(こいんたい)
隷書体(れいしょたい)を基に作られていて、丸みを出した字体(書体)になっています。
元々は日本古来の鋳造物の金属に描かれた文字が錆び付いて、面白みを得ていると言うことから発展したものであると言われています。
篆書体(てんしょたい)が中国で出来た文字であるのに対して、古印体は日本独自の字体(書体)で、日本古来の古雅を感じる事ができる字体(書体)です。
錆び付いた文字が基本という事もあり、独特の文字の線の強弱や途中での文字の途切れが特徴ですが、親しみ深さがあり、また読みやすい字体(書体)です。
一見簡単そうな字体(書体)ですが、線の強弱やバランスのとりかたは、実は一番難しく奥の深い字体(書体)です。
みんなが読みやすい文字ですので、認印にはこの書体がおすすめですね。
 
●篆書体(てんしょたい)
書体の中でも最も古く、約2300年前に秦を統一した始皇帝により、それまで作られた多くの漢字を整理して、まとめられたのが篆書体(てんしょたい)です。
漢字の基本と言われており、重厚・風格のある印影をつくりだします。
現在では、「印篆」として印鑑(はんこ)用に手直しされた字体(書体)で彫刻されたものがほとんどですが、印鑑といえばこの字体(書体)という方も多いのではないでしょうか。
篆書体(てんしょたい)は左右対称、水平・垂直原理のもとに作られており、古い字体(書体)ゆえに現代の漢字とは一線を画し、判別のしづらさから偽造防止に向いています。
現代の漢字とのイメージ の違いから、文字に疑問を持つ人もいるほど、現代漢字との違いはありますが、それだけに2000年以上の歴史をもつ字体(書体)を楽しめるんじゃないかなと思います。
官公庁が発行するものや、正式な書類にはほとんどがこの字体(書体)で彫刻されているそうです。
中国から渡来した金印の「漢委奴国王」や、日本銀行券(お札)に印刷されている、表面の「総裁之印」という印影は見たことのある方も多いと思います。文字の線もやや細めで、すっきりとした印象があります。
お札に使われている書体ということで、直接金銭に関係のある印鑑、実印や銀行印などは、特に篆書体(てんしょたい)が良さそうです。
 
これだけ見ても、印鑑の字体(書体)の意味や由来などたくさんあって、興味深く、おもしろいものですね。
まだまだ他にもたくさんの種類があるので、次回もまた、印相(INSOU)における印鑑の字体・書体を紹介しますね。
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【2013/08/17 15:48 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0)
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